しーまブログ 徳洲会奄美市名瀬 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

2011年11月11日

COPD患者の看護3回目

シリーズで開催している「COPD患者の看護」研修も3回目となりました。

今日は、NPPVについて、人工呼吸器メーカーにご協力をお願いし、研修を行いました。

NPPV(non-invasive positive pressure ventilation)
日本語では、非侵襲的陽圧換気といいます。

今回は、講義での座学はもちろんですが、体験型の研修を行いました。

NPPVは、健康な私たちが装着すると、風がブワ~~~っと来るので、結構キツイなと感じるのですが、実際の疾患の方が装着すると、どのように呼吸が楽に感じるのか、体験をしてもらいました。

第一部 BiPAPについて、フィリップス・レスピロニクス合同会社の担当者による講義と実技です。
NPPV=BiPAPと言っても過言ではないくらい、同義語で使われていることが多いです。
BiPAPはNPPVの専用機です。

講義の様子
COPD患者の看護3回目



閉塞性肺疾患を体験
マスクにちょっと細工をして、空気の通り道を細くして呼吸をしずらくしています。
COPD患者の看護3回目




次に、拘束性肺疾患を体験
胸をベルトでしめつけて、呼吸がしずらい状況にしています。
COPD患者の看護3回目




第2部は、ベネット840についてコヴィディエンジャパン株式会社 レスピラトリー事業部 担当者による講義と実技です。
最近は、一般的な人工呼吸器でも、NPPVの機能が使えますが、用語が違っていたりするので、基本的なことから、設定の仕方、応用編まで、講義と実技を行いました。

COPD患者の看護3回目



一般的な、NPPVの様々な設定をベネット840では、どのように設定すればいいのか、問題を出しながら、受講者に人工呼吸器の画面を触ってもらい、設定してもらいました。

COPD患者の看護3回目



COPD患者の看護3回目



当院のME(臨床工学技士)にも協力していただいて、無事に3回目の研修を終えることができました。



同じカテゴリー(シリーズ研修)の記事画像
シリーズ研修:褥瘡3回目
シリーズ研修:褥瘡2回目
シリーズ研修:褥瘡1回目
シリーズ研修:内視鏡検査・治療前後の看護
シリーズ研修1回目:内視鏡について
退院支援と退院調整研修2回目
同じカテゴリー(シリーズ研修)の記事
 シリーズ研修:褥瘡3回目 (2016-11-25 22:18)
 シリーズ研修:褥瘡2回目 (2016-09-21 22:03)
 シリーズ研修:褥瘡1回目 (2016-07-20 20:00)
 シリーズ研修:内視鏡検査・治療前後の看護 (2016-02-24 23:37)
 シリーズ研修1回目:内視鏡について (2015-10-28 23:17)
 退院支援と退院調整研修2回目 (2012-10-12 23:25)

Posted by 名瀬徳洲会病院看護部 at 20:22│Comments(0)シリーズ研修
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
COPD患者の看護3回目
    コメント(0)