2012年05月24日
がん緩和ケアと在宅医療の充実
S-QUE院内研修1000' によるオンデマンド研修を開催しました。
今回は、新看護医療連携という枠で、2つのテーマで講演が行われました。
一つ目は、「がん緩和ケアと在宅医療の充実~緩和ケア普及のための地域プロジェクト(OPTIM)の成果と退院支援~」
二つ目は、「退院支援~病院から在宅へ~(OPTIMのプログラムを用いて)」
です。
長崎県の在宅医療や、地域連携、退院調整、退院支援についてのお話でした。
今年度は、診療報酬と介護報酬が同時改定され、在宅医療や介護の充実が欠かせないものとなり、まさに今、旬の話題でした。
長崎県の在宅で亡くなる方の割合は、9.0%で全国で41と低いそうですが、鹿児島県も40位で長崎県と一つしか順位がかわらないことに驚きました。
鹿児島の離島は、わりと在宅で亡くなる方が多いと思っていたので、この順位に対して、私はちょっと意外でした。
退院前カンファレンスのことなどのお話がありましたが、当院でも、退院前に、ご本人やご家族、ケアマネージャー、訪問看護師、様々なサービス事業所の方など、患者様に関係のある人達と一緒にカンファレンスを行うことが当たり前となっています。
病棟の看護師は、患者様が入院された時から、この方はどのように退院するのか?ということを考えながら看護をしています。そのため、コメディカルや介護系の方達との連携は必要不可欠です。
まだまだ至らない点は多いと思いますが、今回の研修で、退院支援や退院調整を行う時に、「生活の視点でケアを行っているか?」「自己決定を支援しているか?」という課題についても触れられていたので、病院の看護師もこのような視点で看護を行うように意識していかなければならないということを、再認識しました。
今回は、新看護医療連携という枠で、2つのテーマで講演が行われました。
一つ目は、「がん緩和ケアと在宅医療の充実~緩和ケア普及のための地域プロジェクト(OPTIM)の成果と退院支援~」
二つ目は、「退院支援~病院から在宅へ~(OPTIMのプログラムを用いて)」
です。
長崎県の在宅医療や、地域連携、退院調整、退院支援についてのお話でした。
今年度は、診療報酬と介護報酬が同時改定され、在宅医療や介護の充実が欠かせないものとなり、まさに今、旬の話題でした。
長崎県の在宅で亡くなる方の割合は、9.0%で全国で41と低いそうですが、鹿児島県も40位で長崎県と一つしか順位がかわらないことに驚きました。
鹿児島の離島は、わりと在宅で亡くなる方が多いと思っていたので、この順位に対して、私はちょっと意外でした。
退院前カンファレンスのことなどのお話がありましたが、当院でも、退院前に、ご本人やご家族、ケアマネージャー、訪問看護師、様々なサービス事業所の方など、患者様に関係のある人達と一緒にカンファレンスを行うことが当たり前となっています。
病棟の看護師は、患者様が入院された時から、この方はどのように退院するのか?ということを考えながら看護をしています。そのため、コメディカルや介護系の方達との連携は必要不可欠です。
まだまだ至らない点は多いと思いますが、今回の研修で、退院支援や退院調整を行う時に、「生活の視点でケアを行っているか?」「自己決定を支援しているか?」という課題についても触れられていたので、病院の看護師もこのような視点で看護を行うように意識していかなければならないということを、再認識しました。